残業80時間で生じた体調の変化について

昨年(2012年)の秋頃から仕事の量が増え始めて12月には残業時間が80時間を超え、今月も再び80時間に届きそうだ。

80時間/月の残業は過労死ラインと呼ばれているが、それ以上のことは詳しく知らなかったのでちょっと調べてみたところ日本には過労死の認定基準として以下のようなものがあるらしい。

「脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)の認定基準」

    ウ 長期間の過重業務について

    (ア) 疲労の蓄積の考え方
    恒常的な長時間労働等の負荷が長期間にわたって作用した場合には、「疲労の蓄積」が生じ、これが血管病変等をその自然経過を超えて著しく増悪させ、その結果、脳・心臓疾患を発症させることがある。
    このことから、発症との関連性において、業務の過重性を評価するに当たっては、発症時における疲労の蓄積がどの程度であったかという観点から判断することとする。

    (イ) 評価期間
    発症前おおむね6か月間

    (ウ) 過重負荷の有無の判断
    著しい疲労の蓄積をもたらす特に過重な業務に就労したと認められるか否かについては、業務量、業務内容、作業環境等を考慮し、同僚等にとっても、特に過重な身体的、精神的負荷と認められるか否かという観点から、客観的かつ総合的に判断すること。
    具体的には、労働時間のほか前記イの(ウ)のb~gまでに示した負荷要因について十分検討すること。
    その際、疲労の蓄積をもたらす最も重要な要因と考えられる労働時間に着目すると、その時間が長いほど、業務の過重性が増すところであり、具体的には、発症日を起点とした1か月単位の連続した期間をみて、

    (1) 発症前1か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね45時間を超える時間外労働が認められない場合は、業務と発症との関連性が弱いが、おおむね45時間を超えて時間外労働時間が長くなるほど、業務と発症との関連性が徐々に強まると評価できること

    (2) 発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できること を踏まえて判断すること。

    http://www.mhlw.go.jp/houdou/0112/h1212-1.html

要するに脳・心臓疾患を発症し死亡した場合、残業時間が45時間/月を超えると仕事との関連性が高まり、直近1ヶ月に100時間/月もしくは直近2~6ヶ月に80時間/月を超えると仕事との関連性が強いと評価されるらしい。

この基準に照らし合わせると現状の80時間/月というのは過労死に片足を突っ込んでいるような状態だと言っても間違いではないだろう。そんな状態の僕は、ここ最近、体調に変化が生じてきている。

夜中に中途覚醒する

最近の僕は遅くとも11時半くらいまでに寝て5時か6時半に起きる(5時に起きる日はその分早く出勤して早出残業する)。この間、夜中の2時くらい~起きる時間までの間に何度も目が覚めてしまう。夜中に一旦目が覚めてしまうと、後は朝まで寝る→起きるを繰り返してしまい、トータルの睡眠時間が長くてもいまいち寝た気がしない。

胃がムカムカする

常に胃もたれしている感じがする。ムカツキ度は気分によって上下する。基本的にはちょっと気持ち悪いくらいだが、気分が落ちているときにはムカツキ度もMAXになり一切食欲が失せてしまう。

頭痛がする

常に軽い頭痛がする。今までは風邪を引いたときくらいにしか頭痛になったことがなかったのに最近は常に痛い。軽い痛みなので動けないことはないが当然気分は良くない。

体が重くなる

気分によるが、体、特に頭や手足の先が非常に重くなる(重く感じる)。気分が落ちているときは頭や手足に重りをぶら下げているのかと思うくらい重くなり、動きが緩慢になってしまう。

ボーっとしている時間が増えた

数秒~10秒くらい何も考えずにボーっとしていることが増え、仕事をしている最中に手が止まってしまうことや運転中に目の前に集中できないことが多くなった。

常に仕事のことを考えている

退社後~翌日に家を出るまでの間、頭から仕事のことが離れなくなった。「あの案件は○○を△△したら上手くいくはず!」というようなポジティブな考え事をしているから頭から仕事が離れないわけではなく、常に「仕事が全然終わらない。」という不安に駆られている。特に、中途覚醒の際には起きた直後に「仕事」という単語が頭をよぎるので気分は最悪で心が全然休まらない。

ざっと挙げてみたらこんな感じだが、書き出してみたら意外と多くて驚いた。

僕以外の人が80時間/月の残業を行ったからといって同じ変化が生じるわけではないだろうけれど、少なくとも健康的な生活は送れそうにない、ということは何となくわかって頂けたかなと思う。やはり残業は良くない。

なお、社畜の方々からの「80時間で弱音を吐くなんて軟弱者め!俺は100時間を軽く超えている!!」というような社畜自慢はお断りだ。しんどいものはしんどいのだ。



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