「残業=仕事が遅い=自己責任」論について
「残業する人は仕事が遅い=本人の自己責任」という理論を新聞や雑誌のビジネス関連の記事、インターネット上のビジネスサイト等でよく見かける。
僕自身、この考え方自体は非常に正しい考え方だと思う。
例えば10人の人が同じ仕事をしたとして10人とも8時間(ギリギリ定時内)で
終わらせることができる仕事に10時間かかってしまって
2時間の残業をしなければならないのであればその人は明らかに仕事が遅い。
そういう場合は「残業=仕事が遅い=自己責任」で間違いない。
(ただし、だからと言って残業代を支払う必要がない、という会社は間違っている。
その点についてはまた別の機会に触れたいと思う。)
この場合、
「10人が同じ仕事をして10人全員が8時間で終わらせることができる仕事」
という明確な基準があるので、10時間かかってしまった人は仕事が遅い、
ということは客観的に誰が見ても明らかだからだ。
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