ホテル阪神(運営:阪急阪神ホテルズ)にて100時間超の時間外労働の末、男性料理人が死亡

株式会社阪急阪神ホテルズが運営するホテル阪神とホテル総支配人が労働基準法違反の疑いで書類送検された。


<ホテル阪神>料理人時間外100時間超 総支配人書類送検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140313-00000013-mai-soci

労使協定では時間外労働の上限は60時間であったが、101時間の時間外労働をさせられた料理人の男性(当時54歳)が倒れて脳幹出血で死亡し発覚したとのこと。この男性を含めて4人が労使協定の上限を超える90時間以上の時間外労働をさせられていたらしい。

ホテル阪神を運営する阪急阪神ホテルズと言えば、食品偽装問題で昨年大きな話題となったことが記憶に新しい。食品偽装でお客さんすら欺いてしまうような会社なので食品偽装以外にも色々あるんだろうなとは思っていたけれど、今回のニュースで超絶ブラックであることが判明した。まともな企業なら激務でどんなに忙しかったとしても死ぬまで働かせたりはしない。



残業100時間なんてデスクワークでも相当辛いのに、立ち仕事が中心の料理人だったら文字通り死ぬほど辛かったに違いない。残業が100時間なら月の労働時間は約260時間であり、休みがどの程度あったのかは記事からはわからないけど週1だったとすれば26日出勤で1日の労働時間は10時間。こんなに長時間立ちっぱなしで疲労困憊になったところに仕事が終わらないプレッシャーからくる精神的なストレスを考えれば、死亡してしまうのは必然だと言える。



しかし、今回は「労使協定の上限60時間を超える時間外労働を従業員にさせていたことが労働基準法違反である」とされているだけであり、料理人の男性が死亡した件と101時間の時間外労働の関連については触れられていないので、その点はまだ決着が付いていないようだ。

ただ、過労死ラインが「直近1ヶ月間に100時間の時間外労働」であることを考えると今回の件が過労死認定される可能性は高いのではないかと思う。

脳・心臓疾患の認定基準の改正について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0112/h1212-1.html

今回の事件の今後に注目したい。



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