女子柔道五輪レベルですら暴力行為。これが日本のスポーツ指導の現実。

ロンドン五輪の女子柔道日本代表選手らが園田隆二代表監督らの暴力行為やパワーハラスメントを日本オリンピック委員会(JOC)へ告発したと話題になっている。

「練習中に『死ね』」=JOC面談で証言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130130-00000158-jij-spo

全柔連、事実認め謝罪も解任せず 園田女子監督を戒告処分止まり…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130130-00000008-ykf-spo

昨年9月に暴力把握も公表せず 全柔連、甘い対応露呈 柔道代表暴力問題
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/626230/

五輪合宿で監督ら暴力…柔道女子15人連名でJOCに告発
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/01/29/kiji/K20130129005086630.html

ニュース記事によると、練習中に平手や竹刀で殴る、「死ね」等の暴言を吐く、怪我をしている選手へ試合への出場を強要するなどしていたらしい。

スポーツ指導における暴力行為は大阪市立桜宮高校の男子バスケットボール部キャプテンだった男子生徒が顧問からの体罰(という名の暴力行為)を苦に自殺してしまった事件が記憶に新しいが、世界で戦う日本トップレベルの選手の指導の際にまで暴力行為が行われていたとは、もはや驚くしかない。

日本代表として世界で戦うアスリートの身体能力は人間の限界に近いレベルだと思うが、他国のライバルも同じくらいのレベルであろう。そのため、単純にやる気や根性といった精神論だけで他国のライバルに勝つことは難しい。そういった状況だからこそ選手と監督が一丸となって精神論ではなく科学的な分析に基づくトレーニングを行ない、ライバルより少しでも強くなるために日々切磋琢磨しているのだろう、と僕はそう思っていた。

しかし、現実には上記のような暴力や暴言、パワーハラスメント行為が平然と行われていたようだ。呆れるほどの脳筋っぷりである。

おまけに、園田隆二代表監督は約2年半前から暴力行為を行なっており全日本柔道連盟(全柔連)はこれを把握していたにも関わらず、問題解決に向けた具体的な取り組みを行わずに事実を隠匿し続けていたとのこと。全日本柔道連盟(全柔連)が組織として腐り切っているということがよくわかる。

日本のトップレベルの選手を指導する指導者や組織でさえこんな体たらくなのだから、学校の部活動で体罰問題が起きたり、その事実を学校や教育委員会がひた隠すのはもはや必然なのだろう。悲しいことだけど日本のスポーツ指導の現実だということだ。



   スポンサーリンク