「仕事をやりたくない。」という前提の自己分析の提案

就職活動に必ず付いて回るのが自己分析だ。

自分の長所や短所、興味、関心が整理できなければ、卒業後の仕事やキャリアを考えることは難しい。 なぜなら、「どんな仕事に興味があるのか」「社会に生かせそうな力は何か」「何にやりがいを感じるのか」といった疑問に対する自分なりの答えが、仕事選びの基準やイキイキと働く原動力になるからだ。自分の長所や短所、興味、関心を客観的に整理するのが自己分析。自分に合った仕事・キャリアを考えるために、まずは自分を知ることから始めよう。
http://job.rikunabi.com/2013/media/self/

上記はリクナビ2013からの引用だけど、仕事選びの基準を明確にするためには自己分析は必須らしい。確かに、自分の能力や興味を一切把握・考慮しないまま就職活動を行なっても内定が出る可能性は低いだろうし、運良く内定をゲットしたとしても入社してみたら仕事の内容や会社の雰囲気が合わなくて早期に辞めてしまうという自体に陥りかねない。そういった点を考えると自己分析というのは確かに重要なことだとわかる。

ただ、僕が自己分析に対して常々疑問に思っている点がある。それは、リクナビ等で推奨されている自己分析の方法がとにかく仕事に対してポジティブ過ぎることだ。

先ほどのリクナビ2013からの引用文を見てもわかる通り、自己分析では自分の長所や短所、興味、関心を整理して「どんな仕事に興味があるのか」「社会に生かせそうな力は何か」「何にやりがいを感じるのか」という疑問の答えを導き出さなければならないらしい。しかし、これは「とにかく仕事がやりたい!」という心構えがある人でなければどんなに考えても答えが出ないことだと思う。

怠け者気質の人間(もちろん僕自身を含む)はそもそも積極的に働きたいと思っていないので、

  • 「どんな仕事に興味があるのか」→そもそも仕事自体に興味がない
  • 「社会に生かせそうな力は何か」→仮に社会に有益な能力を持っていたとしても、そもそも働きたくない
  • 「何にやりがいを感じるのか」→家でゴロゴロすること
というように、完全に明後日の方向を向いた回答しか導き出せないのである。これでは時間をかけて自己分析をする意味が全くない。

では、どうすれば良いのかというと「俺(私)はできるだけ仕事をやりたくない!」という心構えで自己分析をすることを僕は提案したい。具体的には、

  • 絶対に残業はしたくない
  • 絶対に休日出勤はしたくない
  • 飲み会に強制参加させられる会社は嫌だ
  • 上司や先輩が絶対的な力を持つような会社は嫌だ
というような、仕事をする上で「これだけは何が何でも避けたい!」とか「この条件だけは絶対に譲れない!」という項目をどんどん挙げていくのである。それが自分が働きたくない会社の条件になるのだから、志望先の会社はそれらの条件に当てはまらないところを消去法で見つければ良い。

今の世の中、働くことがとても崇高なことのように語られることが多いために就職御活動においてはリクナビ方式の仕事に対してポジティブな自己分析が主流だれど、世の中のほとんどの人間はお金のために仕方なく働くだけである。それならば、消極的な自己分析を行なって働きたくない会社を避け、できるだけ仕事でストレスを溜め込まないようにすることが賢い生き方ではないかなと思う。

もし、あなたが就職活動中でリクナビ方式の自己分析ではうまく志望先が定まらないのであれば、是非一度僕の提案する消極亭な自己分析を試してみて欲しい。



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