圧迫面接行う会社の職場環境は間違いなくストレスフル

会社の採用試験の流れは書類選考を行った後に面接が行われるのが一般的だ。書類選考で応募者の経歴をチェックしその後の面接で会社として採用するに値するかの判断を行う。書類だけでは本人の話し方や挙動などがわからないため実際に会って話をするというのは当然の流れだと思う。

しかし、こういった面接本来の目的から大きく外れた面接の方法が存在する。それは圧迫面接というものだ。

圧迫面接の特徴は、仕事とは直接関係のないことでいちいち人格否定をしてくることだ。例えば、「字が汚くて小学生みたいだけど恥ずかしくないの?」とか「趣味がありきたりすぎ。個性がない。」とか「母子(父子)家庭で育ったってことはまともな教育を受けてない証拠だよね。」などである。何で赤の他人からそんなことを言われなければならないのかという暴言を全くの遠慮なしに言われることが多いようだ。

圧迫面接を行う側の言い分は、理不尽な言いがかりをつけてくるクレーマーへの対応力やストレス耐性の有無を確認している、ということらしいがどちらも理由になっていない。クレーマーへの対応力が必要なのであれば入社後に研修で実際にあったクレーマー事例とその対処法について学べば良いし、ストレス耐性については前提として職場がストレスフルな環境である事自体がおかしいのだから、会社がストレスが少ない職場環境を整える努力をする必要がある。

面接というのはお互い初対面で行われることがほとんどだろう。そういった状況で相手の人格を否定するような発言が飛び出るということは明らかにおかしいことだと言える。例えば、初対面の友人の友人からいきなり人格否定されたら「あ、こいつは頭のおかしいヤツだな。」と思うのが自然だと思う。それと同じで、面接の場でもいきなり人格否定をしてくるような人間はどこかおかしいと判断しても間違いではない。

また、面接官というのは応募者からしてみれば会社の顔である。そんな重要な役割を担っている面接官が圧迫面接をしてくるということは、会社自体にもおかしいところがあるということだ(まともな会社であれば自社の評価を無意味に下げるような圧迫面接なんて当然行わないはず)。

圧迫面接を受けた人がその会社に対して好意的な感情を抱くことはほぼあり得ないことは明らかにも関わらず安易に圧迫面接を行なってしまう会社は先を読む力が圧倒的に欠けていると判断することができる。加えて、社外の人間(応募者)相手に何の疑問も持たずに圧迫面接を行えるような会社であれば社内でも当然のように社員に対して人格否定が行われていることだろう。

何かの間違いで仮に圧迫面接を突破することができて入社に至ったとしても、そんな会社で働くことが自身の幸せに繋がるとは思えない。むしろ、ストレス等で不幸になる可能性の方が高いだろう。

そう考えると、事前に会社の程度の低さを教えてくれる圧迫面接は応募者にとっての良い判断材料になるので親切な行いと言えないこともないかもしれない。



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