中学校・高校のマラソン大会と理不尽な仕事の関係

僕は中学校・高校などの学校で行われるマラソン大会が嫌いだ。

僕は中学校・高校と陸上部で長距離種目をやっていたし、
卒業後も市民ランナーとしてハーフマラソンやフルマラソンに何度も出場しているので
走ること自体は結構好きだ。

ただ、マラソン大会の趣旨が全く理解できないのだ。


学校で行われるマラソン大会の趣旨で多いと思われるのは

  • 体力の向上や健康増進
  • 自分の限界を乗り越えて達成感を得る
といったところだろうか。


マラソン大会では、男子で30~40km、女子で20~30kmくらい走らされることは
珍しいことではないがこんな長い距離を走り慣れている生徒はほとんどいないだろう。

サッカー部や野球部、バスケ部などの常日頃から走り慣れている部活に所属している
生徒であっても、普段の部活で20~40kmも走ることはほとんどないだろうし、
陸上部の長距離専門の生徒であってもそんなに長い距離を走る機会は多くない。


運動部の生徒であっても、普段走っている距離よりも遥かに長い距離を走ると
ふとももやふくらはぎなどの筋肉に披露が溜まりすぎて着地の衝撃を
吸収することができなくなってしまうので膝や足首などの関節にダイレクトに
衝撃が走り非常に大きな負担がかかる。

つまり、マラソン大会が原因で怪我をしてしまう可能性が非常に高いということだ。
体力の向上や健康増進とか言っている場合ではない。

運動部の生徒ですらそうなのだから、文化部や帰宅部の生徒は言わずもがなだ。

本当に体力向上や健康増進が目的なのであれば
運動部に所属している生徒はわざわざマラソン大会で走る必要は全くないし
文化部や帰宅部の生徒は1km程度のウォーキングをするだけで十分な運動になるだろう。


また、走るのが嫌いな生徒にとっては、長い距離を強制的に走らされて完走したとしても
あとに残るのは疲労感だけで達成感など得ることはない。

せいぜい「面倒くさい行事がようやく終わった。」という程度だろう。

生徒に達成感を得る喜びを知ってもらいたいのであれば、
それぞれ自分の得意分野(勉強や部活、習い事など)で頑張ってもらうのが一番だ。

どうせ卒業して働き始めたら嫌なことでもやらなければならないんだから
学生のときくらい好きなことで達成感を得る機会をたくさん設けてあげれば良いと思う。



冷静に考えるとツッコミどころ満載のマラソン大会は
先生方があまり深く考えずに

「毎年やっているから」とか「生徒は若いから○○kmくらい走れるだろう」と

内容などまともに吟味せずに決めているんだろうが、
実に理不尽な話であり走らされる生徒はたまったものではない。


このお上(先生)の不合理な決定により下(生徒)が不幸になるという構造は
仕事に非常によく似ている。

上司が合理性や的確さを欠く指示をよく考えず(または思い付きで)に行うせいで
現場が混乱するということは少なくないだろうが、これはマラソン大会の話と
全く同じ事である。


無能な人が自分の上に付くと苦労するのは学校でも会社でも変わらないようだ。



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