仕事量が多く忙しいとストレスが溜まる理由

仕事量が多いとストレスが溜まる、というのは誰でも知っていることなので今更言うことではないけど、「じゃあ、仕事量が多いと何故ストレスが溜まるのか?」ということについて考えてみたのでその点をまとめてみたい。


残業が増えるから

仕事量が多いとどうしても残業を避ける事はできない。残業が増えると余暇に費やす時間が削られてしまうので自分の趣味に取り組んだりする時間がなくなってしまい仕事の疲れを解消することができなくなってしまう。

残業が酷い場合には食事・入浴・睡眠すら削らざるを得ない状況に追い込まれるので、こうなってはもはや仕事の疲れの解消どころか人間として「健康で文化的な最低限度の生活」を営めるかどうかすら怪しい。この状況でストレスが溜まらないわけがない。

忙しさの割に給料が増えないから

残業が発生した場合の割増賃金は労働基準法では条件に応じて25~60%増となるように定められているが、この割増賃金をもらっても残業が割に合わないからストレスが溜まってしまうのだと思う。1日1時間くらいの残業で25%増の残業代が貰えれば「小遣いが増えてラッキー!」と納得できるかもしれないが、毎日終電帰宅だとか毎週のように休日出勤しなければならないのだとしたら最大で60%増ではハッキリ言って少なすぎると感じる。

毎日機械のように仕事しかしない労働環境なら、例えば5年とか10年働いたらアーリーリタイヤできるような額を貰えてようやく仕事量とリターンが釣り合うのではないだろうか。自分の人生を食い潰すくらい働いても結局60歳くらいまで働かなければならないくらいの給料しか貰えなければ「仕事しかしていない自分の人生って何なんだろう?」と虚しくなって当然だ。

同じくらいの給料である同僚と比較してしまうから

職場の人間全員が同じように忙しいのであれば関係ないかもしれないが、自分ばかりに仕事が偏っていると暇そうにしている同僚を見て「給料はあいつと同じくらいなのに何で自分ばっかり。」と不快な気持ちになってしまう。残業した分だけ残業代を貰えるにしても、上記の通り労働時間が長いと多少の残業代を貰った程度では割に合わないので、毎日さっさと帰宅する同僚を見ていると心が荒んでいってしまうのも仕方がないと思う。

仕事の成果を安く評価されていることになるから

忙しくて仕事量が多いけど頑張ればギリギリ定時に帰ることができる、というケースを想定しているが、例えば1日の仕事量が自分が150で同僚が100であった場合(ともに月給は同程度とする)、時間あたりの仕事効率としては自分の方が明らかに上である。しかし、残念なことに大抵の場合は仕事効率が高ければ給料もそれに比例して高くなるということはなく、定時に仕事が終わればその分の給料しか貰えない。

つまり、本来であれば「仕事効率が高い自分は高評価を受けて同僚よりも給料が増える」のが正しい評価であるはずなのに、逆に「多くの仕事をこなさなければ仕事の少ない同僚と同じ給料がもらえない」という低評価を受けていることになるため、そのギャップに対してストレスが溜まってしまうのだと思う。

特定の人に集中して仕事を任せる上司はその人のことを信頼しているからこそ仕事を任せるのだろうけど、いくら仕事を効率的にこなしても給料が上がらないのであれば安くこき使われているだけになるので本人にとってはやり損でしかないのでその辺りはしっかりと認識すべきだ。



以上が僕の考えだ。

同僚と比較して云々については「他人のことなんて気にしてないで自分の仕事に集中しろよ。」とか言われそうな気もするけど、隣で働いている人の評価や給料と自分自身を比較してあれこれ考えてしまうのは人間である以上は仕方がないと思うので勘弁して欲しい。



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