「仕事は私生活よりも軽い」のだから風邪を引いたらさっさと休むべき

家庭用品メーカーのライオンが全国20~50代の働く男女1,000人を対象にした調査によると、「風邪を引いた程度では休めない。」と思っている人が全体の64.1%であり、同僚・上司・部下が発熱した場合に「会社を休んでも仕方ない。」と思えるのは平均で37.9度であったらしい。

『現代人のかぜとの付き合い方に関する実態調査』
http://www.lion.co.jp/ja/company/press/2011/2011088.htm

この結果を見てあなたはどのように思うだろうか。日本人は無理をし過ぎだなというのが僕の率直な感想だ。

まず、「風邪を引いた程度では休めない。」という点について。確かに風邪の症状が頭が痛いとかお腹が痛いとかであれば無理をして出社できないことはないだろう。しかし、そこまでして出社する必要はあるのだろうか?

このブログでは何度も繰り返し主張しているけど、仕事というのは生活費を稼ぐためのものでありそれ以上でも以下でもないので「私生活>>>(超えられない壁)>>>仕事」という不等式は決して覆ることはない。その前提からすると、仕事をするために体調不良を押して出社することは明らかに本末転倒なのでやるべきではない。仕事は私生活よりも軽いのだから、風邪を引いたときにはしっかりと休むべきである。

また、同僚・上司・部下が37.9度以上にならなければ「会社を休んでも仕方ない。」と思えないという結果についてだけど、他人が風邪で休むことに対して仕方ないもクソもないと思う。例え何度の発熱であろうとも、むしろ全く発熱しておらず平熱だったとしても体調が悪いと言う人がいるのであれば周りは休むことに対して余計なことを言わずに休ませてあげれば良い。

そもそもの話として本来であれば休み(=有給)の取得に理由なんて必要ないのだから、風邪を引いたとか引かないとか関係なく各自が休みたいときに好きなだけ休める環境が当たり前のはずだ。

とは言っても、先のような調査結果が出てしまっているということは現実には休みたくても休めないという職場に勤めている人が多いのだろう。そのような職場環境の原因は人が体調を崩さない・休みを取らないという前提で組まれた仕事のスケジュールにある。

人間より遥かに丈夫な機械ですら定期的に休ませてメンテナンスを行わなければいずれは故障してしまうのだから、機械よりも繊細な人間に多くの休みが必要であることは言うまでもない。そういう考え方がもっと一般的になれば余裕を持ったスケジュールで仕事に取り組むことができるようになると思うのだけど、そんな日は来るのだろうか。



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