海外における仕事の効率化が想像以上に凄い

仕事の効率化に関して面白いブログ記事を見つけたので紹介したい。

海外旅永住仕事サバイバル?より抜粋

それよりも何よりも驚くべきは徹底的な合理化。
オージーらしいというかとにかく徹底的に手のかからないよう設計されてる。
例えば洗い場。
日本ではシンクに食器を浸けて一枚一枚手で洗って洗浄機にぶち込む。
でもこちらではシンクに入れるところまでは一緒だけど手で洗わない。汚れたままかまわず皿立てに皿を立てて超高圧ジェットのホースで汚れを流す。そして洗浄機へ。さらに落とした汚れや残飯は排水溝に流してしまう。中にカッターが回っていて粉々になるから流せるのだ。だから洗物もすばらしく楽。

キッチンのガスコンロやフライヤーを洗っても日本だったらホースを持ってきて流さなければならないのにここはスイッチを押すと水が壁面から流れてきてあっという間にきれいになる。
洗剤も蛇口をひねれば水と混ざって出てくる。それ専用の蛇口があるのだ。

文章ではなんのこっちゃわからんとおもうけどとにかく徹底的に手抜きというか合理化されている。

http://blog.livedoor.jp/kazuyummy/archives/20404152.html

このブログの著者はオーストラリアに移住しシェフとして働いているらしい。彼の働く職場の効率化の様子を説明したのが上記の記事だ。

徹底的な効率化っぷりに思わず感心してしまった。皿洗いは機械にかければ終わり、ガスコンロの掃除もスイッチを押せば終わり、ということなので人間が時間をかけてやらなければならない仕事がほぼ存在していない。恐ろしいほどに徹底的な合理化がなされていることがわかる。

これが日本であれば皿洗いは基本的には手洗いだろうし、残飯で排水口が詰まったらそれを手作業で取り除く必要もあるだろう。ガスコンロ等にいたっては、全部手で磨いて綺麗にしなければならないはずだ(僕は学生のときにチェーンの飲食店でバイトをしたことがあるけれど、機械で皿洗いができるのはよっぽど忙しい時だけであり、ガスコンロ等の掃除は完全に手作業だった)。それだけで数時間は余裕でかかってしまうことを考えると手作業が如何に非効率化な仕事なのかがわかる。

僕が好きなテレビ番組の一つであるTBSの「チューボーですよ!」 という番組内に、下積み修行中の見習い料理人を紹介する「未来の巨匠」というコーナーがある。そのコーナーでは見習い料理人の仕事の様子が放送され、その仕事の一つとして必ず紹介されるのが営業終了後の店の掃除だ。日中に使用した調理器具やガスコンロは油やコゲまみれになっているのでそれをピカピカに掃除するのだけど、そのどれもが手作業で行わるため作業が終わるのは深夜である。

僕個人の意見としては、掃除は機械に任せてさっさと終わらせて空いた時間で料理に直接関係ある仕事(食材の下ごしらえ等)の時間を増やした方が弟子の成長を促し結果として店も助かると思う。もちろん、調理器具やキッチンの設備の扱いを覚えるという意味では手作業で掃除をすることは全然悪いことではない。しかし、それならば来る日も来る日も手作業で掃除をやり続ける必要性は感じられない。ある程度の段階で掃除は機械任せにしてしまえば良いと思う。しかし、実際にはそうはいかないようだ。

日本の会社では、仕事の効率化を提案すると「若いうちは汗水たらして苦労しながら働かなければ成長しない。」という老害や社畜の意見のせいで効率化そのものを悪にされてしまったり、上司から効率化することを促されたとしてもそれは効率化というよりも「さっさと仕事を終わらせろ!」という意味のメッセージであって上記のオーストラリアの職場のような真の効率化が実現することはほとんどない。

日本がダメになったのは「一生懸命働く人がいなくなったからだ!」という主張をする人がいるけれど、機械化により徹底的に効率化された相手にはいくら一生懸命手作業で挑んでも勝てるわけがない。この辺り、竹槍で戦闘機に勝つつもりであった戦時中から変わっていないのだなと思う。



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