役所を土日・祝日に開ける前にやらなければならないこと

役所の窓口というのは基本的には平日の朝~夕方までしか開いていない。住民票の移動や税金関係の手続きの繁忙期には平日の夜や週末も窓口が開いていたりするが、それはあくまでも例外的なものだ。

平日の夕方までしか開いていない役所の窓口に対して不満を募らせている人は多い。家族に代わりに行ってもらうことができる人はほとんど問題ないが、独身で平日の日中働いている人などは昼間に仕事を抜けだして役所に行くことができないからだ。

こういう場合によく出てくる意見は「サービス向上のために役所は土日・祝日も窓口を開けるべき。」というものだ。平日の日中に仕事を抜けて役所に行けないのだから、せめてサラリーマンが休みの土日・祝日に役所が開いていてくれれば助かる、ということなのだろう。こういう意見は確かに正しいのだけど、僕はこの意見に対して待ったをかけたいと思う。

と言うのも、役所に行くために仕事を抜け出せないような会社の環境がおかしいのではないかと思っているからだ。

仕事というのはあくまでも生活費を稼ぐために行なっているのであって、人生において重きを置かなければならないのは仕事ではなくその人の私生活であるはずだ。役所には私生活で必要な何らかの手続きをするために行かなければならないのだから、仕事があるから役所に行けないという状況は、人生において仕事と私生活の優先順位が逆転してしまっている好ましくない状況だと言うことができる。本来であれば役所に行かなければならない用事(私生活)というのは仕事よりも優先されるべきなのだ。

また、用事があるのに平日に役所に行けないということは、小一時間程度であっても仕事を抜け出すことができなかったり、たった1日だけであっても有給を取ることができないという会社であるということだ。つまり、休むヒマがないほど仕事が多いということを意味しており、会社の環境があまり良くないということがわかる。

このように、平日に役所に行くことができないという人が勤めている会社には私生活よりも仕事が優先されてしまって簡単に休めないといった特徴があるのではないかと思う。もし、仮に本当にそういう状況なのであれば「平日に役所に行けないから土日・祝日も開けるべき。」と言う前に、気軽に休めない会社の環境が改善されるように活動をするべきではないだろうか。



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