「通勤時間が長いならセカンドハウスを借りれば?」と簡単に言っちゃう社畜は理解の範疇を超えている。

質問サイトのOKWaveに通勤時間2時間って続けられるものでしょうか?という質問があった。

質問の内容
現在、福岡で転職活動をしているのですが
希望の会社の通勤時間がドアtoドアで2時間かかるんです。
実際2時間かけて通っている方っていらっしゃいますか
(電車では1時間40分)

上記は朝、間に合うよう最短の経路の時間ですが
帰りは残業等で時間によっては乗り継ぎがうまくいかず
2時間以上かかることもあるようです。

仕事にやりがいがあっても
毎日2時間かけて出社ってもつものなのでしょうか

ちなみに4ヶ月前に福岡に引っ越してきたばかりで
子供の学校のこともあり今の場所を移動することは難しいです。

という感じで、質問者は通勤時間が片道2時間になってしまうことに大きな不安を抱いているようだ。

そして、それに対する回答は「東京なら片道2時間は普通。」とか「仕方ない。」といった感じのものが多い。回答者の中にも同じように長時間かけて通勤している人が多いようでそういった人たちの間に諦めムードが漂っているのがわかる。実際、首都圏に住んでいれば通勤時間が片道1時間でもかなり短い方に入るだろうからこういう回答がされるのは当然といえる。


ここまではまあ予想の範囲内であったけれど、ひとつだけ僕が注目(もちろん悪い意味で)してしまった回答があるのでそちらを紹介したい。思わずドン引きである。

回答の内容
普通ですけど・・・べつになんら特殊でも 貴方だけに与えられた(試練という)わけでもありません。

2時間掛かる交通費分で 仕事場近くに1K程度のセカンドハウス借りられるんじゃないですか?
貴方だけ普段はそこに住んで仕事に行き休みのときだけに帰ればなんら負担はありません。
職場に行くセカンドハウスなんか大掛かりなものいらないでしょ?
布団と食器程度 中古の冷蔵庫備えても3万も掛かりません。

※1行目の”(試練という)”は僕が補足したものです。

読んでもらえればわかると思うけど、社畜の模範回答であり、社畜的には100点満点と言わざるを得ない。

「普通ですけど・・・べつになんら特殊でも 貴方だけに与えられたわけでもありません。」という一文から「お前だけが苦しんでいるわけじゃなくてみんな苦しんでいるんだ。みんな我慢して通勤しているんだから甘えたことを言うな!」という意図が汲み取れるし、質問者の「子供の学校のこともあり今の場所を移動することは難しいです。」という悩みに対して職場の近くにセカンドハウスを借りることを提案し「貴方だけ普段はそこに住んで仕事に行き休みのときだけに帰ればなんら負担はありません。」と言い切ってしまっている。

質問者が「今の場所を移動することが難しい。」と悩んでいるあたり、家族全員で引っ越すことはもちろん、自分だけが単身移動することも考えの中にはないのだろうし、普通の人間であれば質問者がそう考えていると思うのがいたって普通だ。そのため、そういった前提の上で「片道2時間の通勤時間は長いですか?」と質問をしていることは容易に想像できると思う。

にもかかわらず、社畜である回答者には(社畜であるがゆえに)そういった大前提が抜けていて「セカンドハウスを借りれば通勤時間が短くなるから解決するだろ?何を悩んでるんだ?」というトンチンカンな回答(しかし、社畜としては模範回答である)をしてしまっているのだ。


正直こういった考え方は僕の理解の範疇を超えているが、社畜にとってみれば仕事最優先は「社会人として当然」のことなので家族を優先して当然と考える質問者や僕の方が「社会人として理解の範疇を超えている」のだろう。

前々からそうだったけど、この質問&回答を読んで社畜の考え方にはついて行けないと改めて思った。



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