労働時間が長すぎると社員は自己啓発をしなくなる

仕事に関する知識を身に付ける方法

どのような業種の仕事であっても仕事を行っていう上で大前提として
必要となる知識があるのが普通だと思う。

そのような知識は仕事を進めながら身に付けていったり、
資格試験の勉強として参考書や問題集を読むことで覚えていく、
ということが多いだろう。

知識を定着させるには、インプットとアウトプットの両方を行う必要があるので
勉強(資格)→実践(仕事)→勉強(資格)を何度も繰り返すのが効率的だ。


定時帰りできれば帰宅後に自己啓発しても良いけど…

ということで、新入社員に研修や新人教育とは別に資格試験を受験させる会社は結構多い。

資格試験の勉強で知識のインプットを、通常の仕事(OJT)で知識の
アウトプットをさせることでいち早く一人前にさせようとしているのだと思う。


だが、建前上、会社の業務命令ではなく社員の「自己啓発」であるので
日中は8時間フルに働かなければならない。

そうすると資格試験の勉強はいつ行えば良いのか?


当然、帰宅後である。

まあ、仕事に関する知識を身に付ければ日中の仕事が楽になるので
百歩譲って社員が”自己啓発”として帰宅後に勉強をするのは良いとしよう。
(あくまでも自分の仕事を楽にするためであって、仕事を覚えて会社に貢献するため、
 という社畜的な考え方ではない。)

毎日定時で帰ることができれば1~2時間/日くらいの時間は取れるだろうから
継続さえすればそこそこの知識は身に付くだろう。


残業が多いと自己啓発する気なんて起きるわけがない

しかし、残業が多くて定時では帰宅できないというのであれば話は別だ。

帰宅後に残された時間は僅かなので資格試験の勉強に割く時間はあまりないし、
仮に睡眠時間等を削って無理をすれば残業後に1~2時間/日の時間を
確保できるような状態であっても
1日中仕事漬け(日中は仕事、帰宅後は資格試験の勉強)にはなりたくないという
思いが出てくるのでわざわざ自己啓発をする気にはとてもなれないだろう。

つまり、残業をさせすぎると自己啓発をする社員などいなくなってしまうということだ。


自己啓発させたいなら社員を定時退社させろ

僕の実体験になるけれど、以前毎日終電帰りの職場にいたときに
業務で必要になる資格試験を受験するように言われていた。

しかし、そのときは帰ったら即寝て起きたら即出勤という生活だったので
物理的に勉強時間が確保できないということに加えて、
たまに空いた時間ができたときもできるだけ仕事に関わりたくないという
気持ちが強かったので資格の勉強なんて全くやる気にはなれなかった。


一方で、現在は忙しいときもあるけれど基本的には定時帰りすることができるので、
休みの日には仕事に関連する本を読んだりして仕事の知識を身に付けたいという
感情が自然と湧いてくる。

仕事嫌いの僕自身が一番驚いているけれどこれは紛れもない事実である。


この僕の場合の話が誰にでも当てはまるかどうかはわからないけれど、
仕事が定時帰りになれば資格試験の勉強などの自己啓発をやる気になる人が
増えることは間違い無いと思う。

なので、社員に自己啓発させたいのであれば、残業で無理やり職場に縛りつけるのではなく
定時でさっさと帰らせて社員の自主性に任せるようにするのが一番良いだろう。



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