部活の厳しさと社会の厳しさの関係

テレビを見てドン引きした

先ほどテレビをつけたら所ジョージ氏が司会を務める
「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(日本テレビ)がやっていたので
夕食を食べながら見ることにした。

今日は全国のいくつかの高校で行われているマーチングという部活動の特集だったらしく、
各校の高校生達が全国大会出場や優勝を目指して部活に取り組む様子が放送されていたが
それ見て思わずドン引きしてしまった。

理由は非常に単純で、あまりにも理不尽な部活動だったからだ。


感情的・抽象的・根性論的な指示が多すぎる

マーチングというのは行進やダンスをしながら楽器を演奏する競技(?)のことなので、
吹奏楽+αの練習をする部活と考えても差し支えないと思う。

吹奏楽部というのは下手な体育会系の部活よりも厳しいというところが多いようだが、
テレビを見る限りは吹奏楽の要素を含むこのマーチングの部活も同様なようだった。

ただ、厳しいといっても単純に練習がキツイという厳しさではなくて、
やたらと感情的・抽象的・根性論的な指示が多いという厳しさなんだけど。


練習中はアレがダメ、コレがダメというダメ出しがリーダーを務める部員や3年生から
他の部員(1~2年生が多い)に行われていたけど、その多くが

「そんなやり方で勝てると思ってるの?」

とか

「もっとやる気見せて練習に取り組めよ!」

といったようなとても抽象的な内容ばかり。
しかも声を荒げて怒鳴りながら、というおまけ付き。

もっと落ち着いて具体的に問題点と改善点を指摘しなければ
精神的なキツさばかりが先行して上手くなれないだろ、
と思わずツッコミたくなるような部活動だった。


もっと冷静に明確な指示はできないのか?

こういういわゆる(部内の雰囲気が)体育会系の部活に所属したことがないので
よくわからないが冷静に落ち着いて的確な指示をしてはダメな決まりでもあるんだろうか?

声を荒げて怒鳴り散らせば相手は萎縮してしまって実力を上手く発揮できなくなってしまうし、
そのピリピリとした空気に耐えられない部員は仮に能力が高かったとしても
部活を辞めてしまうかもしれない。

そうなったら部としては大きなの損失だ。


また、抽象的な指示では現状の何がダメでどのように改善すればより良いのか
誰にも理解できないので個人だけでなく部全体としてのレベルアップも
なかなか上手くいかないんじゃないか。

これでは全国大会出場や優勝といった夢に到達することは難しい。


そういったデメリットを考慮すると、もっと冷静に問題点の指摘や改善点の提案が
できるような部活にした方が実力が伸びるスピードは圧倒的に上がるように感じる。

ただ、ピリピリした空気がなくなると練習を真面目にやらなかったり
サボったりする部員が出てくる可能性もあるのでその辺の対応は
考えなければならないかもしれない。


などと思いながら番組を見ていたら顧問が登場して納得。

顧問が怒鳴りながら抽象的な指示をする人だったので、
その指導を受けて活動しているリーダーや上級生も同じような
指導しかできないようになってしまっているんだろう。

※ただ、顧問は「基本を大事にしないやつは部活をやる資格はない!」というような
 なかなか良いことも言っていたので、マーチングの知識は
 それなりにあるのかもしれない。
 でも、やっぱり怒鳴りながら指導するのは良くないと思う。


部活から未来の社会を変える

このような部活の厳しさと社会の厳しさはよく似ている。

(ところで、僕はこの「社会」という言葉が嫌いだ。
 それについてはまた今度書きたいと思う。)

社会に出ると怒鳴りながら抽象的な話をする人が非常に多いけど、
それは”厳しい”部活に耐えてきた経験が原因の一つといっても良いかもしれない。

就職活動において、体育会系の部活出身者が好まれるという点から考えても
大きく間違ってはいない考え方だろう。


ということは、”厳しい”社会を作り出している社畜を撲滅させるためには
部活の指導の仕方を変えると効果が高そうな気がする。

10~20年スパンの計画になりそうだけど。



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