居酒屋甲子園だけじゃない、他にもある○○甲子園

先日1月14日(水)のNHKクローズアップ現代で居酒屋甲子園とそれに出場する居酒屋のブラック企業っぷりが明らかになり、ネット上のニュースサイト、ブログ、Twitter、2chなどで半ば炎上気味となっていることをご存知の方も多いはずだ。


前回の記事の最後にもちょっと書いたが、そんな自己啓発セミナーのような新興宗教のような怪しげなイベントは居酒屋甲子園以外にも行われているようなので、それらを紹介したいと思う。

介護甲子園
http://www.j-care.or.jp/
歯科甲子園
http://dental-1.jp/
おふろ甲子園
http://ofurokoshien.com/
エステティックグランプリ
http://www.esgra.jp/
ぱちんこ情熱リーグ
http://p-jounetu.org/

いずれも公式サイトで大会の様子のダイジェスト動画を見ることができるが、「夢」・「希望」・「やりがい」・「笑顔」・「幸せ」のような単語を含んだ小田嶋隆(先日のクローズアップ現代のコメンテーター)氏が言うところのポエムが溢れている。居酒屋甲子園に負けず劣らず不気味な内容だ。定期的にこのような怪しげなイベントを開いて労働者を洗脳しなければ人が定着しないほどブラックな業界ということなんだろうか。

どの動画でも「お客様に笑顔や幸せを!」といった旨がアピールされているが、正直、この動画に登場するちっとも幸せに見えない人達がお客さんに笑顔や幸せを届けることができるのか非常に疑問である。激務薄給で心身共に疲労困憊・満身創痍であれば無意識の内にそれらが表情から溢れ出てしまうだろう。そのような人が「笑顔」・「幸せ」と口にしながら接客をしていたら、僕が客の立場であればかなり気味が悪く感じるだろうし、僕のことよりも先ずは自分が笑顔や幸せを手にできるように頑張るべきでは、と余計なことを考えてしまい落ち着いてサービスを受けられないと思う。



本気でお客さんに笑顔や幸せを届けたいと思っているのであれば、まずは従業員の笑顔や幸せを第一に考えるべきである。従業員とお客さんの間で行われるサービスの授受は人と人とのやりとりなのだから、適切な労働環境から生まれる自然な笑顔や幸せならお客さんは嬉しいだろうけれど、洗脳によって作られた笑顔や幸せなんてのはお断りだろう。

少なくとも僕はそう考える。



ところで、トラックドライバー甲子園というのもあるけれど、これについては公式サイトの動画を見る限りは居酒屋甲子園のような胡散臭いイベントではなく普通の勉強会&各会社における業務の事例発表会のようである。「この仕事をやって良かったこと」的な運送業界で働く労働者による発表もあるけれど、こちらも居酒屋甲子園の様なぶっとんだ内容ではないので安心して動画を見ることができた。

今回の居酒屋甲子園騒動のせいで「○○甲子園=超絶ブラック」というイメージが付いてしまったと思われるので、トラックドライバー甲子園が風評被害に合わないか少し心配だ。

トラックドライバー甲子園
http://www.t-d-k.jp/



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