「納期は命より重い」ではなく「命は何ものよりも重い」

こんなニュースを読んだ。

「納期は命より重い」が合言葉の工場で悲惨な死亡事故 「安全第一だろ!」と批判殺到
http://www.j-cast.com/2013/11/12188745.html


記事の内容は、11月9日に株式会社桜井鉄工所(大阪市西城区)のグループ関連会社である株式会社パイテックの上月工場(兵庫県佐用郡佐用町)にて、男性社員が機械に巻き込まれて死亡する事故が発生した、というものだ。

事故の詳細は現在調査中ということで、事故発生の経緯や原因は不明となっているが、現在、この会社のブログに書かれていた「納期は命より重い」という言葉が注目を集めている(当該記事は会社のブログから既に削除されているが魚拓で確認可能)



製品を求めるお客さんがいる以上、納期を守らなければならないことは理解できる。しかし、「納期が命より重い」と言うのは明らかに言い過ぎだ。建設現場や工場では大型の機械が多く存在し一瞬の不注意や木の緩みが大怪我や死亡事故に直結するからこそ常に「安全第一」で作業を進めていかなければならないはずだ。

そういった大前提を無視して無理な納期で仕事を受け、スピードを追い求めて「安全第一」を蔑ろにし、社員の命を軽んじた結果が今回の死亡事故である。社員の命よりも会社の利益を優先するなんてブラック企業の極みと言える。



仕事はあくまでも生きるための手段であるからこそ仕事によって命が奪われるなんてことはあってはならない。「納期は命より重い」ではなく「命は何ものよりも重い」のである。



   スポンサーリンク