お金を払うことはマナーを蔑ろにする免罪符にはならない

こんな記事を読んだ。


ファミレス店員の俺が言いたいこと
http://bipblog.com/archives/4670761.html

箇条書きで全部で20個書かれているのはファミレス店員である>>1からお客さんへのマナーについての要望である。

「17.別会計と先会計」はおそらく業界用語だと思うので一般のお客さんに対して混同しないように求めるのはちょっと過剰な要求だと思うけれど、それ以外の項目についてはお客さんとして、というかむしろ人として当たり前の振る舞いを求めているに過ぎない。逆に、この程度のマナーすら守れない人間が存在していることに驚いた。



ここでわざわざ言わなくても何度も言われていることだけど、お客さんはお金を払う代わりにサービスを受けているに過ぎないのであって店員に対して傲慢に振る舞う権利を買っているわけではない。もちろん、払ったお金に到底見合わないサービスしか受けられないようであれば店側に抗議するのは当然のことだと思う。しかし、それが許されるのはあくまでも「払ったお金≧サービス」の範囲内の話であるし、その場合でも傲慢に振る舞うことが許されることではない。

「お客様は神様です。」というフレーズがひとり歩きしているせいで、「自分は神様だから偉い。店員は奴隷だ。何をしても許される。」と増長しまくっている勘違いクレーマーは少なくないが、店員とお客さんという関係以前の問題として、人と人がコミュニケーションを取る状況においてマナーが蔑ろにされて良いわけがない。

お互いに不快にならないよう、気分良くなれるように相手のことを思いやってコミュニケーションを取ることがこそが人と人とのやりとりにおけるマナーであるはずだ。これはお金を払う払わないに関係なく必要なことであるので、お金を払うことがマナーを蔑ろにする免罪符にはなり得ないのである。



こんな事を書くと、「店員が客にあれこれ要求するなんて、逆に店員が増長している!」とか言われそうだけど、僕が言っているのは、店員もお客さんもお互いに相手のことを思いやるマナーを大事にしましょう、というだけの話である。今はモンスターカスタマーのことを話題にしているのでお客さん側に一方的にマナーを要求するような書き方になってしまったが、逆にモンスター店員(?)がいるようならばその店員はマナーを身に付けるべきだし、マナーを身に付けられずお客さんに対して傲慢な態度しか取れないようであれば最悪その店は潰れてしまっても致し方ないと思う。

大事なのは、店員とお客さんという関係は人と人との関係の延長線上にある、ということを意識してお互いにマナー良く振る舞うことである。



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