雪国における除雪(雪かき)事情について

突然だけど、僕は冬になると雪が降る地方に住んでいる。雪が降ると言っても豪雪地帯ではなく、雪国としては比較的雪が少ない地域ではあるけれど、それでも降るときには数十センチメートルの雪が一晩で積もったりすることは決して珍しくはない。




そんな雪国において、冬にしんどいことと言えば除雪である。家の前に数十センチメートルも積もった雪を全て退けなければ家から出られなかったり、車を出せなかったりするので、降雪後には除雪は必ず行わなければならない。

あまり雪が降らない地方に住んでいる人にはイメージし辛いかもしれないがこれが結構大変だ。雪はまとまった量が集まると泥と同じくらいの重さがあり、それを延々と家の敷地の一角に山積みにしたり近所の空き地まで運んだりしなければならない。量にもよるが一度に1~2時間、1日中雪が降っていれば除雪した側から再び積もるので1日に2~3回やらなければならないこともあり本当に骨が折れる。



そして、雪国の冬において更に辛いことと言えば、雪が降った翌日にはそのようなしんどい除雪作業を出勤前に行わなければならないということだ。

除雪をしなければ車が出せなくて出勤できないので仕方のないことではあるけれど、行きたくもない仕事のために1時間も早起きして朝っぱらから除雪という重労働を行わなければならないのは精神的にも肉体的にも相当しんどい。

しかも、会社によっては会社の駐車場の除雪も行わなければならないため、会社での除雪時間(場合によるが複数の社員で除雪するはずなので30分とする)も考慮すると、雪が降った翌日は1時間30分も早起きして30分も早く出勤しなければならないのである。

当然、会社の除雪は始業前に行う作業であり仕事そのものではないので時間外手当はつかないことがほとんどだと思われる(本当であれば着替えと同じく時間外手当の対象になるはず)。



雪国に住む人間は雪が嫌いである、という話はよく耳にするが、こういった事情が隠れていることもあっての雪嫌いなのである。



ちなみに、僕が勤める会社では除雪作業は全て専門業者に外注しているので、幸いなことに朝出勤をした時点で会社の駐車場の雪は綺麗サッパリなくなっている。会社に対しての不満は色々あるけれど、除雪に関してはかなり恵まれている方だと感じている。



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